【KU100】宿屋のドスケベエルフのお姉さんが冒険者をあまあま誘惑逆NTRのレビューと評価

長く帰っていない故郷にいる恋人に手紙を出すため、宿屋のエルフお姉さんミーナにお願いすると、「長い間放っておいたら、ほかの男に取られちゃってるかもよ♪」とからかわれるが、そんなことはないと自信を見せる冒険者。

恋人に強い信頼を向ける冒険者の姿に、やけちゃうなぁと言いながら、スイッチが入ったのでしょう。

手紙書いたら持ってきてねと言った後、言い忘れた”大きな声で言えないこと”があると耳元で、「長い旅でいろいろとたまってるんじゃない?恋人と会ってないってことは、そういうこともしてないんだろうし」とエッチなサービスもやってるよ、と囁く。

さらに、誰にでもしてるわけじゃないよ、と。

そして、どこか初心な様子を感じ取ったのか、エッチな経験がないんじゃないかと問いかけられ、最後に「わたしがみちびいてあげてもいいよ」と仕上げの囁き。

あぁ～～～、もうプロローグだけでもイってしまいそうなんですけど!という期待を全く裏切らない作品です。

スタジオりふれぼさんの新作で、エルフのお姉さんに色仕掛けをされ、籠絡される、いわゆる逆寝取られ作品です。

スタジオりふれぼさんの過去作に、柚木つばめさん、爺わらさん、そしてエルフものの「異世界で超エロいエルフと行く癒やし温泉」があったので、それと同様におっとりしたヒロインを想像していたのですが、今作のミーナはもう少し溌剌とした印象で、姉御肌な雰囲気も多少感じられました。

その一方で、本当に好きになれる人を探し求めており、また、そのために初めてを取ってあるという面もあり、乙女っぽさも持ち合わせていますし、キスの場面が多いこともあって、単調な逆寝取られではなく、甘さも感じられます。

キャストの柚木つばめさんは、人気声優だけあって、さすが安定しており、いたずらっぽく誘惑していく際の艶っぽさや、舐める音の生々しさなども間違いのないものとなっています。

逆寝取られものである今作のようなインモラル系の作品においても、抵抗感の少ないように作るのがりふれぼさんの基本的な作風ですが、今作はヒロインが恋人の話を持ち出して煽るような描写もあり、最終トラックでは恋人からの手紙を読みながら行為に及びます。

一般的な逆寝取られもの作品の中ではマイルド、スタジオりふれぼさんの中ではハードといった位なので、その辺りを求めている方に特におすすめします。

旅人である聞き手役に一目惚れしたのかぐいぐい来る宿経営を経営するエルフお姉様のミーナさん、気に入った客相手になら手や口で抜くとうのサービスをしていたが、処女は守っていた。

手コキされた経験しかない童貞の聞き手役は演じる柚木つばめさんの匠なリップ表現によって感じさせられるミーナさんの性技の前に敗北して恋人がいるにも関わらず童貞卒業&処女捧げられエッチしてしまい、そのまま夢中にさせられます。

溺れさせられますし、ミーナさんも聞き手役にメロメロで激しく求められてキスしまくりいっぱい喘いでくれるというお姉さんと快楽に堕ちていきたい方にはたまらないでしょうし、自分を選んでくれと訴えてくるとこのいたいけさには愛しさ爆発です。
しかし。

逆NTRとタイトルにある割に逆NTRが薄いです。

恋人の話題がけっこう出て来たり一応手紙のやりとりというシーンはありミーナさんがソレを朗読しますが、あまりその幼なじみの恋人の人物像が頭に浮かびません。

逆NTRというのは聞き手役を取られるヒロインもいてこそ、そのヒロインと寝取りに来たヒロインとの間に生まれる葛藤、恋人がいるのに別の女性に誘惑されて魅力に負けてしまうという罪悪感と敗北感の中で味わう快楽こそが逆NTRです。

逆NTR作品と期待していた自分としては肩透かしがいなめません。

柚木つばめさんに1人二役をしてもらい冒頭に恋人と話すシーンをしっかりと入れて故郷の幼馴染の恋人をキャラ立てしていればラストトラックのカタルシスはもっと強かったでしょう。