ゲームクリア後の世界に転生してお姫様二人に耳舐めご奉仕をしてもらうお話♪のレビューと評価

客観者が主人公視点以外に居ないのでヒロインが自己を語る際に自慢話っぽく聞こえてしまう、音声作品のジレンマに本作も直面しています。

本作のヒロインはただでさえ高貴なハイエルフと言う種族で、その中でも高嶺の花と思しきお姫様です。

車で言えば高級車種の限定モデルみたいなもので、近所の金持ちが声高に「庶民には手が出ないセレブリティな車だぜ!」と自慢してきたら鼻持ちならないイラ立ちを覚えるかもしれません。

しかし、むしろそれが本作の最大の長所だと言えます。

その車は見知らぬ誰かが乗り回す手の届かない夢ではなく、自分の愛車だからです。

サンプルを聞いても分かるように、本作のヒロインは事あるごとに自分らが高貴な存在だと繰り返し、いかに一般人は近寄り難いか念を押します。

これで取り付く島が無ければ嫌味な女です。

でも、彼女らはこの日のために練習してきたと意気込むほど主人公にぞっこんで、濃厚にドスケベな奉仕を惜しまない「いわゆる俺の女」状態なので最高級であることが逆に誇らしいのです。

しかも、そんなお姫様が満を持して初めてを捧げ、なおも主人公を喜ばせようと頑張る献身は最高でした。

初開通の痛みに耐える声色は名演なので必聴です。

その一点だけでも値段分の価値はあったとお勧めできます。

自分は間違いなくゲームクリアをしたが、二人の話を聞くと世界を救った勇者は自分ではない。

魔王が勇者と異世界の自分の魂を入れ替えたそう。

そんなことを知る由もないお姫様達は、勇者への感謝と記憶喪失回復の願いを口にしながら、別人である自分に情熱的に、献身的に奉仕をする。

自分の体に入っているであろう本当の勇者の今を想像して、暗い優越感と背徳感を味わいながら快楽に浸る。

そんな作品です。

まさかクリア後にゲームの世界へ行けるなんて思ってもいませんでした!

普通RPGやるじゃないですか!んでクリアするじゃないですか。

「お疲れ様でした。電源をおきりください。」で電源切るじゃないですか。

そしたら暗い1人のリビングと「うわぁ明日から仕事で憂鬱だぁ」ってなりますやん?

いや、この作品クリア後にゲームの世界へ入れましたね。

つまり冴えない人生を送っている自分が勇者へ変身できます!

そして、ゲームの世界のヒロインである2人のナイスバディなヒロインにとことん尽くされますね。

この発想はありませんでした!シチュエーションが凄い!

しかもヒロイン役の2人のエルフちゃんは、あの癒しボイスで有名な陽向葵ゅかさん。

ゅかにゃんの声は世界一安心して癒されますね。

いやー贅沢。

初めは2人のエルフちゃんに寄り添われながら、囁かれながら、甘い言葉を掛けてくれて、優しい母性のような包容力とは裏腹にグイグイくる積極性にメロメロになってしまいますね。

そして、2人と本番えっちな事もして、2人と結婚して……

ホント何でもありかよ!!ゲームの世界は!最高だぜ!!

って感じでした。2人の甘いゅかにゃんボイスでサンドウィッチされるんで、仕事疲れの身体とかに響き渡ってもう天国です。

ゅかにゃんファンの方は勿論、仕事のストレスやイライラを抱えた人にも是非聞いて癒されてもらいたい作品です!